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全巻5巻までで終わりサッと読めるお勧めのサスペンス漫画15選!あらすじとレビューを紹介!

漫画

 今回はお勧めの「サスペンス」漫画16選です

 ネイバーまとめにてお勧めのサスペンス漫画としてたくさんの支持を得ていたまとめ漫画を見て、自分でも面白いと感じたものを紹介します

全巻5巻までというくくりなので読書の秋にサッと読むのには最適ですよ

 

 

煉獄のカルマ

 

 

 

 

自殺は、身近な6人を不幸にする……。壮絶なイジメに耐えかね、飛び降り自殺した高校生・七瀬 誠。彼は自らの自殺によって不幸になってしまった6人を天国でも地獄でもない、「煉獄」で救わなければならない!!

 

 

Amazonレビューより

マガジンはたまにある、社会派ものというかイジメを舞台にした胸糞漫画と思っていたのですが
それは1話だけ

メインはループする世界の中で、自分の死で不幸になる人物を救う話です
設定に惹かれた方は一巻読んでも損はないかと
作者曰く、1話の段階で仕掛け、伏線がいっぱいらしいので、ミステリー的な楽しみかたもできるかもしれません

画力は新人と思えないくらい高いです 大暮維人さんの画風に似てます
ただそのせいで、いじめ描写が結構胸糞悪く仕上がってますが(笑

ただ、主人公がどこまで干渉できるかがアヤフヤだったり
ループ設定の条件が後出しだったり
結局なにをさせたいのかがよくわからなかいというマイナス点が

最終的な評価は2巻、3巻でループに決着つくと思われるのでそこ次第かなと

 

 

 

 

デス・スウィーパー

 

 

 

 

自殺、孤独死、殺人…、死者のいた現場を清掃し遺品を処理する仕事、それがスウィーパーズ。『ホットマン』『刑事が一匹』のきたがわ翔が描く死の現実。あなたはこの事実を直視できるか!

 

Amazonレビューより

主人公の兄が自殺して数日後に発見され、その腐乱死体を掃除する仕事人と出合った主人公が、死について色々考える感じのドキュメンタリー風なストーリーです。
安定した画力によって描かれる画面は「死」に関係するテーマを扱うに足るリアリティがありました。

(以下、軽くネタばれです)

死体は1巻で2.3体くらいしか出てこず、それも数カットあるかないかですが、その周囲描写が綿密です。
腐敗した布団、蛆虫、体液など、一時的なショッキングさよりも、あとからじわじわとくる「死体」の描写が受け手の実感に語りかける感じです。

逆に言うと、想像力がたくましかったり、感受性の強い方は気分が悪くなるかもしれないので、購入・購読前は十分に注意した方がいいかもしれません。

1巻ということで、まだ問題提起みたいな感じで、救いが少なく全体的に後味が悪いです。
しかし、掃除人は魅力的で、清掃会社も奥が深そうなので、これからどうなるか楽しみな漫画です。

 

 

 

 pet

 

 

 

 

サイキック・ミステリー・ロマンの最高峰が、新生!
ぶっせん』『イムリ』と常に話題作を送り出し、唯一無二の個性を発揮し続ける鬼才・三宅乱丈 の代表作、大きな話題を呼んだサイキック・ロマン巨篇が、全編にわたる徹底的な加筆修正と150ページ以上の描き下ろしクライマックスを加えた「完全リマ スター・エディション」として、ここに新生! 奇跡の刊行開始!(

 

 

Amazonレビューより

この作品の紹介をすると、
”人の心のハッキングを生業(なりわい)とする能力者たちとその能力を裏の仕事につかい、汚い金を稼ぐ会社。……能力者たちが自分に目覚めたとき、自由を求める闘いがはじまった。……かつてないサイキックホラー云々”
となるのですが、このあらすじは間違ってはいない。間違っているとは思わないけど、おもしろさを十分の一もつたえられていない自信はある。
『ペット』のすごさは、あらすじを書きにくさとカテゴライズのしずらさにも表れている。

この傑作を連載で読んでいるときに、すごい! と感じたのは、たとえば”桂木”という人物の造形です。
他者との共感が鍵であるこのストーリーの中で、”桂木”を、人の心を雑に扱うイヤな上司の典型として、途中まで読んでいました。
そして、人物の造形が甘いなと感じていました。
それは、仮にも”潰し屋”といわれ、人の心をあやつる能力者の桂木は、他者への共感がすぐれていなくては、ならないからです。すくなくとも、雑では成り立たないのです。
でも、ぜんぜん違った。甘いのは、僕でした。
物語の終盤(このリマスターエディションでは、まだ発売されていない部分)、桂木の”記憶”が、あきらかになるのですが、十分な説得力にガツンとやられました。
それまで、脇役だからキチンと描かれていないと感じていた桂木が立体的になり、この物語の陰の主人公だったことがわかりました。

桂木でさえ一例です。他の人物、人間関係もリアル。物語の構成も深く濃い。

多分、この作家のすごさは、現実の社会とか人間関係をガバッと捕まえ、それを表現できることです。
このガバッが、たとえチョロでも、それを表現できたら一流です……
ああ、ガバッとかチョロとか、もうなんの紹介にもなっていませんね。

ぶっせん』→『ペット』→『イムリ
三宅乱丈さんのまんが力は、飛び抜けている。
傑作。おすすめ。

 

 

 

 

 奇跡のヒト

 

 

 

 

「どこで何してたの?
足が不自由みたいだけど顔が昔のままなのは......なぜ?」
20年間、世界と完全に隔離されていた男・海図真助。男が傷だらけの現代に降り立つ時、未曾有のサスペンが目を覚ます......。魂の原作者「土屋ガロン」が仕掛け、稀代の実力派「張慶二郎」が描き切る! 予測不能のアウトロー巨編!!

 

Amazonレビューより

土屋ガロンは漫画「オールドボーイ」で主人公を10年間監禁という手段で、この不快な世界から隔離し「我々の暮らす現在」の歪(いびつ)さを見せつけた。
韓国映画オールドボーイ」は監禁を15年と再設定し、原作を凌ぐ、さらに苛烈な運命を主人公に架して傑作の評価を得た。
ならば、だ。
この世のメインストリームと常に相容れず、流行に沿うを良しとせず、軋み続けている土屋ガロンは黙っているのか。
いやこの頑迷孤高の原作者は、三たび自作とそれを原作とする傑作映画に挑むことを選んだ。
主人公の隔離は20年、新ガジェットの導入で主人公は25才の肉体を保ったまま「現在」に現れる。
新と書いたが、このガジェットによる状況設定は原作者にとって初めてではない。
では、三度目の同設定、二度目の同ガジェットを用いた本作は安易なリメイクか。
ノーアイデアの使い回しか。
断じて、否である。
研磨され続け鋭さを増した原作者の叫びは、漫画家張慶二郎のゴツンと骨の太い魅力的な作画を得て、今度も誰かの胸に届くだろう。
そして、この世界に生き苦しさを感じて悲鳴を押し殺している誰かを救うかも知れない。
ただひとときの時間つぶしでない、その可能性を評価したい。

 

 

 

 

 

 

 

トリガー

 

 

 

 

人気コンビ・インパルスの板倉俊之が書いたハードアクション小説をコミック化! 近未来、射殺許可法が制定された日本で、各県に1人ずつ選ばれる「トリガー」たち。それぞれの信念に従い、≪悪≫と判断したターゲットに、彼らは弾丸を撃ち込む!

 

Aamzonレビューより

犯罪者は早く死刑にしてしまえばいいとか、会ったこともない人に対して平気で「殺す」とか書き込まれる今だからこそ、広く読まれて欲しいマンガ。

もし、社会的に”正義”とされた人に拳銃が渡され、”悪人”をいつでも殺していい法律が出来たらどうなってしまうのか。

近 未来、国王制になった日本において、犯罪を減らしたいと心から思っている国王が「射殺許可法」を制定した。国王の脳波に似た人間を探し、各都道府県に1人 ずつ「トリガー」と呼ばれる人間として配置する。「トリガー」はその拳銃を用いて何をしても罰されない。もちろん、殺人を行ってもいい。

都道府県に置かれたトリガー、一人ずつに焦点が当てられる。射殺許可法によって、トリガーとなった人間のそれぞれの生き様。

射殺される人間たちは確かに問題がある。傍若無人に振る舞ったり、砂浜に吸い殻を捨てたり、山に産業廃棄物を捨てたりといろんなことをやっている人達。

今の日本の価値観であれば射殺されるほどの人間でもない。そんな人間を殺すことの意味を考えさせる。今の社会が完璧ではないからこそ、人は理想の社会、システムを追い求める。社会、システムの一つの形なのかもしれないけど、完全ではない。

完璧な社会、システムってなんだろうか。

 

 

 

 

 

ヒル

 

 

 

 

 

佐倉葉子21歳。彼女は不当に手に入れた鍵を持ち、住人が不在の家を渡り歩いて、生活をしている。そんな葉子の前に、突然現れたのは、死んだはずの同級 生・月沼マコト。彼の口から語られるところによると、葉子は知らず知らずのうちに「ヒル」と呼ばれる存在になっていたらしい。「ヒル」とは一体、何なの か?

 

Amazonレビューより

一人暮らしであれば誰でも学校や仕事で家を空ける纏まった時間が必ずある。
その隙間を縫って全く無関係な人間が同じその場で暮らす事は、ただ「そんな奴は居る筈が無い」と云う思い込みがあるだけで確かに出来てしまう・・
よー思いつくなぁという設定から そうして「ヒル」と呼ばれる彼らをはじめとする社会の水面下世界が語られ始める。

このままドラマ・映画化できそうだし、この漫画家は要注目やも

 

 

 

 

死刑囚042

 

 

 

 

死刑制度の廃止を検討している政府は、ある実験を開始した。死刑囚042号=田嶋良平は脳の破壊活動を司る部位にチップを埋め込まれ、とある公立高校へ派遣される。彼の興奮が殺人を犯すほどに達すると、チップは爆発し脳を破壊するのだ

 

Amazonレビューより

表紙に点字が打ってあるんです。題名やレイアウトが凝っているのでちょっと見物です。
物語は小手川さんらしいシビアな設定です。死刑制度廃止を検討中の法務省が、実験の為に死刑囚の042号の脳に特殊なチップを埋め込む。そのチップは殺人などを犯そうとして興奮すると、作動して脳を破壊してしまうもの。
実験体にされた死刑囚042号が出会う様々な人との交流が切ないです。
とはいえ、切ないばっかりでもなくてちょっとしたお笑いシーンもあったりしてなかなか面白いです。
この作品を重く受け止めるか、軽く流してしまうか、、、。意見の分かれるところだと思います。どちらにせよ、興味深い一冊です

 

 

 

羊の木

 

 

 

 

ギャグ漫画の巨匠2人が奏でる「不安」「願望」そして「笑い」の先にある物語! ――とある日本の地方都市が、犯罪を犯し刑期を終えた元受刑者を地方都市 へ移住させる政府の極秘プロジェクトの試行都市となる。

市長は一般市民には何も知らせずに元受刑者の過去を隠し転入させるというこの更生促進事業を受け入 れた。移住するのは、凶悪犯罪を犯した11人の元受刑者。はたして、このプロジェクトの行方は!? 貴方の隣人が凶悪犯罪を犯した元受刑者だったら。罪償 いし者達と罪未だ犯さざる者達の輪舞!

 

Amazonレビューより

ネットで面白い本は無いかと探していると、これにいきつきました。
中身も全く想像もつかない表紙でしたが、失敗してもしょうがないと思い購入。

届き中身を見た瞬間失敗した!!と思いました。
でも、買ったからには中身を少しでも見てみないと思い、しぶしぶ見てみると…止まらない!!笑

絵のタッチは、女性が観る側としてはなれないタッチではありましたが、内容が面白い!
笑いもあり、考えさせられる部分もあります。

内容は他の方が書いているので割愛しますが、1巻買って読み終わると、次がすぐに読みたくなりました。
久々に次の巻が待ち遠しい漫画に出会いました。

愛読書にしたいくらいですね。笑

 

 

 

 

 なにかもちがってますか

 

 

 

 

中3の春、なにげない毎日を送っていた日比野光(ひびの・みつる)は、転校生・一社高蔵(いっしゃ・こうぞう)との出会いで、特殊な能力を開花させる。使 いようによっては殺人も可能な日比野の“力”を、「世の中の間違いを正すために使え」と言う一社。そんな彼らが踏み出した第一歩、それは「車を運転しなが ら携帯電話を使っているやつを殺す」ことで……!?

 

 

Aamzonレビューより

なるたる』や『ぼくらの』で徹底的な因果応報を展開してきた作者の物語を考えれば、この物語がたどり着く決着もまた容易に想像ができるかと思われます。
タイトルや奥つけのコメントには凄まじいブラックユーモアを感じます。

展開や心理描写に関して、作者が『本当にわかって一つ一つ描いているんだ』というのがひしひしと伝わってきます。

ヒーローはいませんし、おそらく主人公もヒーローにはなれません。

僕はこの漫画に娯楽的価値は一切見いだせませんが、作者が今まで描いてきた物語とテーマを思えば、それでも避けては通れない話なのだと思います。

 

 

 

 

 

ジキルとハイドと裁判員

 

 

 

 

 裁判官・辺見直留は、ひとつひとつの案件に入れ込みがちで処理こそ遅いが、裁判官として希望に燃える有望な若手。頼りになる先輩判事・薬師寺の背中を追い かける毎日を送る中、ついに彼は2009年7月──裁判員制度導入初日を迎える。幸い、担当事件は単純なものだと思われたが…

 

 

Amazonレビューより

今まさに裁かれようとしている被告人が有罪なのか無罪なのか、予め真実を知ることができる能力を得てしまった若き裁判官の話です。
正しい判決に導くために彼は巧みに裁判員の心証を誘導しようとするのですが、正義の行為のはずが嘘をついたり脅したりと、逆に裁判官の精神に反することばかりをする羽目になってしまうのが皮肉で、そのジレンマもまた見所です。
真実を知るシステムがちょっと回りくどかったり、裁判員説得の材料がやや弱いなと感じたり……といった気になる点はあるのですが、とにかく題材がタイムリーでインパクトがあり、非常に続きが気になる漫画です。

裁判員制度を肯定しているのかと思いきや、ひょっとしたらこれは制度への鋭い批判なのかもしれませんね。作中にも主人公が問題提起していますが、全くの素人を裁判に参加させることの危うさを感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 モコと歪んだ殺人鬼ども

 

 

 

 

三畳一間の殺人捜査部屋!!? 通称“サンイチ”=特異犯罪捜査支援室とは…!? 見た目は少女・中身はアレな天然系<泡沫モコ>&いつもフ キゲン顔・捜査一課をとばされた男<灰島柩>の警視庁凸凹コンビが立ち向かう、異常犯罪ミステリー。恐ろしく歪んだ殺人犯を逃がすな!

 

Amazonレビューより

帯の「伊藤潤二推薦!」に惹かれて購入。

タイトル通りモコちゃん(何か特殊な能力と事情がある?小学生にしかみえない刑事)が
捜査一課をとばされた灰島君を相棒に、歪んだ考えを持った殺人鬼を追う話。

絵柄はカワイイですが、でもまだまだ残念な感じは否めません。
だからこそエグい話もそんなにエグくなく見えます。

その辺が内容の割りには重い感じになってないので、猟奇的な話が苦手な人も
読めると思います。

まだ1巻でどうなるかは分かりませんが、
もう少しモコの相棒の灰島君のキャラが濃くてもいいかなと思いました。

なかなか面白く読めたし、続きも気になります。

作家さんの初コミックっぽいし、今後の絵の上達と更なるエグさを期待して☆5つ。

 

 

 

 

 

 MIND ASSASSIN

 

 

 

 

かつてナチスドイツの手で創り出された暗殺者・MIND ASSASSIN。その特殊能力は、精神と記憶を破壊する。奥森かずいは、その力を受け継ぐ日独クォーターの三代目。虎弥太と二人、医師として暮らす彼の元には、心の傷を抱えた人々が訪れる…。

 

Amazonレビューより

主人公の奥森かずいは診療所の医者であるとともに、戦時中ドイツの暗殺者だった祖父から受け継いだ「人の記憶を破壊する力」を持った「マインドアサシン」。でも3代目のクォーター、かずいはきわめて穏やかで優しい心の青年です。

舞台は現代日本。かずいはその「マインドアサシン」としての力を普段制御用のピアスで抑えて、記憶や心について悩む患者の手助けとして使っています。
この物語はそんなかずいのもとに訪れる悩める人々の物語です。
罪を犯した者、逆に犯された者、愛されない者、愛する者・・・

そんな人々のドラマを淡々と語ってはいますが、実際読み直してみると哀しい物語だったりします。
かずいはだいたいその力を患者のために使っていますが、作中ではしばしば自殺に追い込まれる者や、殺害されてしまう患者も登場します。かずいはピアスを外し、心悪しき者の記憶・心を破壊します。

少年漫画ならではの勧善懲悪ですが、年を重ねて読み直してみるとともに、かずいが実はこの力の使い方に葛藤していること、そして彼の唯一の理解者・虎弥太の存在が、そんな彼にホッとさせる時間を与えていることなど感じます。
ジャンプコミックスでも派手なドンパチマンガではけしてない、深い人間ドラマ、です。
どちらかといえば大人向けかな・・・・。

 

 

 

 名無しは一体誰でしょう?

 

 

 

 

今、僕には、三つの困ったことがある。
一つ、気付いたらここにいること…
二つ、記憶が無いこと…
三つ、刃物を持った女の子が目の前にいること…

とある場所で意識を取り戻した時、
異常な情景が目の前に広がっていた。
舞台は2024年5月17日の近未来。
『僕』の、謎と記憶を巡る物語が始まる…!


国民的ミステリーコミック『名探偵コナン』の作者・青山剛昌先生からのオビコメント…
「こんなカッコイイ名探偵オレが描きたいぐらいだ!」
とお墨付き!

 

Amazonレビューより

記憶を失った高校生が謎めいたヒロインと共に自分の正体を探るミステリー。主人公の方は
なぜか家(両親は都合よく世界旅行で不在)に拳銃があり、やがて何者かに狙われるように。
ヒロインの方はナイフを使ったり戦闘能力が高め、しかし実は…。舞台を2024年と少し未来に
したのは「4年前にネットを利用した大規模暴動テロ(文月事変)があった」という設定を組み
込むためのようです。この時の首謀者グループはネット上のHN以外が不明のため一人を
除いて逮捕されておらず、主人公も何らかの関わりがあるようで。
 洞察と推理で頭脳戦を展開する内容はなかなか面白いものの、作画が新人さんなのかやや
稚拙なのが惜しい。まあ見れないほどじゃないのでこの先には期待します。

 

 

 

 よるくも

 

 

 

 

この[世界]には、上・中・下、がある。富めるものの住む[街]。貧しいものの住む[畑]。その下に、深く、暗い[森]――。[畑]でうまい飯を出す高岡 飯店。看板娘のキヨコは、母をささえながら店を切り盛りするはたらき者。ある日、店の常連の“裏の仕事の手配師”中田の頼みにより、[森]からやってきた という殺し屋「よるくも」の毎日のメシの面倒をみてやることになった。「よるくも」は[森]に使い捨ての子供として生まれ、感情を持たず、痛覚を持たず、 読み書きの知識を持たないままに育ち、中田の指示により殺しの仕事を日々こなす青年。キヨコとよるくもが出会うことにより、[世界]は少しずつ壊れはじめ る――圧倒的に鋭利な新才能が描く、愛と暴力の悲劇、開幕!

 

Amazonレビューより

漆原ミチの初連載作品であるこの漫画は、あらゆる狂気を孕んだ作品である

サブ主人公?の小辰は痛覚が無く言語能力に乏しい使い捨ての殺し屋
また、偏った小辰を生み出した張本人のあらいそ精肉の中田

…挙げれば切りがない程、どこか倫理的にズレた人間達がこの作品に集約されている
凄いのはそれが当たり前のように表現されていて、物語の舞台である「畑」と呼ばれる貧民街は、まだ我々が理解し得る義理人情があるが、そのまた下の階層の「森」という街に住む人間に至っては最早狂気が一般化…

しかし、こんなどうしようもない世界でなんとも稀な、狂気とは程遠い、狂気とは相反する存在、キヨコがいるのである

この漫画のポイントは全く違う常識を持つ二人が同じ屋根の下にいることである

小辰は依頼があれば何でもこなす殺人ロボット
キヨコは店の為に懸命働く少女

この全く別の存在が今後何を「壊して」いくのか興味深い、そんな漫画である

 

 

 

 

 デモクラティア

 

 

 

 

大学院でプログラムの研究をする主人公・前沢は、工学部でヒューマノイドの研究をする井熊と出会い、お互いの研究内容を生かして画期的なヒューマノイドを 開発する。人間そっくりに作られたそのヒューマノイド“ヒトガタ”は、インターネットを通じて無作為に選ばれたメンバーの「ネット世論」を反映して行動す る機能を持っていた。“集合知”の力で常に適切な判断を下し続ける“それ”は、神にも等しい知性を持った人間の理想形になるはずだったが……ネット世論の 暴走と、それを止めようとする主人公の奮闘を描くサスペンス

 

Amazonレビューより

ネット上3000人の多数決でその行動が決まる
「人間と見分けがつかないヒューマノイド
外見は二十歳の女性。
この多数決の決定方法がアイディアなわけで、そのアルゴリズム
もっと複雑でないとだめなんじゃないの、と、文系の僕は思うわけだが
民主主義なんてそんなに複雑じゃないし、この程度でないと、
読者が理解できないとも思うのである。

このヒューマノイドは読者には断りのないまま学習機能も持ってしまったが、
それは見逃しておくとしよう。

今後の展開としては、民主主義のグロテスクさを描いていくのか、
登場人物の個別なグロテスクさを描いていくのか、
どちらを重点とするかで作品の質と、世界観が決まっていくとは思うのだが、
後者のほうには行ってほしくないと思うのである。

 

 

 

少女ペット

 

 

 

 

会社を辞めたコミュ障青年、中原虚人(24)は、
対人恐怖症克服のためにネトゲ仲間から薦められた「少女ペット」を飼い始めた。

アバターのように、顔や体型を自在に選択し、人間そっくりな
三次元の女の子を作成、調教できる「リアル育成ゲーム」。

虚人が作成したペットは中学生時代の憧れの女生徒・川嶋咲姫だった。

中学時代、壮絶ないじめに遭っていた虚人。
いじめっ子グループの中には川嶋の姿もあり、優等生の彼女から受ける暴力は
虚人にとって格別で、いつしか奇妙な絆を感じていた。

時は過ぎて10年。
自宅に届いた生まれたままの姿の「川嶋ペット」を虚人は思い通りに育てられるのか!?

 

Amazonレビューより

読んで見てこれはいろんな意味で凄い!と感じました。
物語その物は、少年漫画でよくある「人間そっくりな人工生命体を自分の思い通りになる少女にして一緒に暮らす」
と言うシチュですが、その人工生命体を「ペットとして調教・育成」するとハッキリ位置付けるのは珍しいと思う。

そもそも主人公が少女ペットを育成しようとする切欠自体が、学生時代に自らを苛めた女生徒に憧れと嗜虐性を求めて
の物だと云う事から言っても特殊感が漂ってくる。物語に出てくる登場人物達も一部を除き殆どが人格に問題があり、
暴力的だったり自分勝手だったりで、読んでいて少し狂気を感じる部分もありました。

そのペット少女も最初は無知故に素直で無邪気だったものが、段々と狂気に染まり始め今巻最後の方でその片鱗を
見せ始めました。これだけ書くと後ろ向きで暗いイメージですが作画も綺麗に描かれており、引き込まれ一気に読み
込んでしまいました。もう直ぐ2巻が発売なので、どうなるのか?とても楽しみです